自己流 本に書いてない菜園のコツ |
土の力はスゴイ
大地の力はすごい。スプーン一杯の土に50億個のバクテリヤ・200万の放線菌・100万の原生動物・20万の藻類/菌類がいると言われています。
土は生きています。深い農業の知識は無くとも、この大地の力を信じて生かしてやれば、形は悪くとも昔の様な味の濃い野菜が出来ます。多少こだわりを持って、有機肥料を使用し・減農薬/無農薬に努めれば、安心・安全・美味な野菜が出来ます。日々育っていく苗を見るのは楽しいものです。
以下、本に書いてない自己流のやり方を紹介します。
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トマトの寝かせ植え(その後) |
成長して3mの高さになったので、根元を横向きに埋め直す。
本には、「トマトは脇目を欠いて1本仕立てにし、8段目のトマトが成ったら頂上の芽を欠いて成長を止める」と書いてありますが、実があまり成らないままに8段に達し、1本の苗から10個弱しか収穫出来ません。
そこで頂上の芽欠きをせず、どこまでも上に成長させて収穫量を増やすことを考えました。
苗の時横植えし、2段目の果実まで収穫しましたが、その後成長して背が高くなったので、根元の葉っぱを切り捨て、更に幹を寝かせて再度土に埋めるのです。
えらいひょろ長くなってしまったが
現在、根からの長さが3mに達したのを、収穫が済んだ根元の1mほどは地中に埋めた状態で、地上に出ている2mの部分は、まだまだ上に成長を続け、実を着けていますので、もうしばらくはトマトが収穫できそうです。
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立っていた幹を、折れない様に注意しながら横に倒す |
上に延びていた幹の根元の葉を取り去り、更に50cmほど横向きに埋める |
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根元1mが土中になり、その上部が上に成長していく |
赤点線部の左半分50cmは苗を植えた時埋めた部分で、右半分50cmが今回土に埋めた部分 |
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トマトの寝かせ植え |
苗を寝かせて横向きに植え、3分の2を埋めてしまう
トマトは成長が早く、背が高くなって枝別れが起こり整枝に困ります。
全くの自己流ですが、苗を横向きに植えて根元から3分の2くらい迄を土に埋め、一番花が地面すれすれになるくらいに植え、背丈が伸びても手が届く様にしよう。幹が1m以上の高さに延びたら、又幹を寝かせて60cm位を土に埋めてしまおうと考えました。
トマトは幹の途中から髭のような根が出てくるのを見たことがあるので、そこを又 地中に埋めれば地中の栄養分を吸収して長期間収穫できるのではないかと考えたのです。結果が楽しみです。
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鉢を植える場所から30cmくらい黒マルチを切る |
ポット苗は、あらかじめ水に浸しておく |
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マルチをめくり、植穴を長く掘る |
長い穴に苗を寝かせ、3分の2くらい埋める |
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土を被せて、先端だけ出た状態 |
同じやり方で80cm間隔で植えていく |
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植え終えたら黒マルチを戻す |
花が地面近くの高さになる |
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この状態で成長させてトマトを収穫していき、背が高くなったら、引きづり下ろして幹を地面に寝かせ、60cm位を土に埋めてしまう予定。
うまくいくかな・・・・。
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キューリネットを使っても すぐに2m以上の高さに育ち、ネットより上に伸びたツルが 行き場を失ってしまいます。
自己流ですが、上下に棒を渡し ビニールか紐で1.5mくらいの大きなO型の輪に結びます。紐の片方の一本にキューリを結びつけます。
キュウリの結び目はそのままにして、キューリが伸びるに従って大きな輪を回してズルズルと下へ引き戻し、下に余ったツルは葉を切り落として根元にトグロを巻かせます。
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上下に棒を固定し、大きなO型の輪で結びます。
紐の一本にキューリのツルを結び付けます。 |
棒に通したO型の輪の様子。下も同様の形で。 |
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収穫時、実の成っていた節部分の葉と脇目は摘み取り、一本仕立てにします |
余ったツルは地面にトグロを巻かせます |
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ホームセンター等で買ってきた苗を植える場合、植える前にポットごと水につけて水分を浸み込ませ、その後 逆さにしてポットから苗を取り出し植えつけます。
水に浸すと、ポットから苗を出す時 ポロポロと土が落ちません。又 苗が弱らずに活着します。
バケツ等に水を入れて準備します |
静かに水に浸します |
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タップリ1分程度浸け 静かに持ち上げます |
水が落ちなくなるまで待ちます。
5分ほど休ませて植え付けます。 |
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脇目を爪で切り取ります
(ハサミは雑菌が入るので望ましくない) |
柔らかくした土に深めに挿し芽をし たっぷり水をやります |
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毎日欠かさず水やりをします。覆いを被せれば より確実に活着します。写真は挿し芽より2週間後。活着済み。 |
トマトは簡単な雨よけをすると良いみたい。 |
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