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和室の押入れを 仏壇置き場にリフォーム |
我家の仏壇は、祖母の部屋に置いてあり、祖母が他界した後もそのまま配置していました。現在、その部屋に就寝していますが、我々も歳を経てきたのでベッドで就寝したいと思うようになりました。しかし、法事の時に同じ部屋にベッドがあると邪魔になるので、仏壇を別の和室に移したく、別の8畳和室の押入れを改造して、仏壇置き場を作るリフォームに取り組みました。 |
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8畳の和室には、1間の床の間と 1間の襖の押入れが隣合わせになっているので、1間の押入れ部分を半分で仕切り、半間の仏壇置き場と 半間の仏具物置を作ることにしました。
柱は、12o厚の柾目のヒノキ板4枚を張り合わせて筒状にし、柱として使いました。
壁は漆喰で出来てますが手を加える訳にいかないので、似た色のベニヤ板を張りました。
仏壇は、それなりに重量がありますので、地震が来た時土台の棚が崩れないように、補強を入れました。
襖類は、新調すると日焼けしていないので部屋の他の部分とチグハグになるので、結局、旧仏壇置き場の扉を再利用しました。
困ったのは襖の寸法で、柱の幅の分、横幅が10pほど小さくなります。又、高さも滑って動かす溝を使わなくなるので2cmほど小さくなります。結局 試行錯誤しながら襖を分解して、幅はサイズに合う様に紙の部分をカットし、高さは黒色の縁を細く削って寸法合わせしました。
一番苦労したのは、扉がぴったりと収まる様に柱を固定すること、及び、襖の加工でした。
作業時間は1ケ月ほどかかりましたが、襖や扉がぴったりと閉まり、自分的には満足度の高い仕上がりとなりました。
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仏壇を置く八畳の和室 |
襖を開けた押入れの状態 |
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入っていた衣類を取り除く |
柱を立てる
旧仏壇の扉の幅にきっちり合わせた位置に固定する |
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襖のレール溝にかまわず正確に |
仏壇を置く棚を作る |
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重みに耐える様に、大き目の梁4本で支える様にする |
壁がべコつかないように、補強をつける |
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壁色に合わせた色に似た5oのカラーベニヤを張る |
押入れ側から見た状態 |
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襖は、長い方の縁を金槌で ずらすと、パラりと外せる |
襖は、障子みたいな格子状の梁に紙が何重にも張ってある |
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柱の位置に神経を使ったお陰で、結構 隙間無くキッチリ収まっている。 |
引戸の下部も、隙間なく収まった。 |
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壁と床の間に15oの目隠し板を張って仏壇置き場完成 |
押入れが暗いので、扉の開閉で点灯する照明用スイッチ |
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襖を引張って開けるので、目立たない様な取っ手を付ける |
仏具入れの押入れに棚を付けて完成 |
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扉を閉じた状態の仏間 |
完成 |
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お土産スプーンの飾り棚 |
昔 海外に行った時、空港での待ち時間に買ったお土産スプーンが、沢山出てきました。
スプーンは、”幸せをすくい集める”と言われ、縁起物なのだそうです。
結構古くなっていて光沢が薄れた物もありますが、形がその国の特徴を表していて、どこの国の物か考えながら見るのも楽しいので、飾り棚を作る事にしました。
色んな国の物があるので、背景を世界地図のデザインにし、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど エリヤ毎に纏めて吊り下げることにしました。ガラス扉は、障子などの様に、上の溝に入れてから下の溝に入れる嵌め込み式にし、取り外しが出来る様にしました。
寸法 :縦65pX横77p(飾り部 縦50pX横65p))
材料 :SPF材(厚さ18mm)、しなベニヤ板(厚さ3mm)、ガラス(割れた窓ガラスの廃材をカットして使用)
塗装 :マホガニー色水性塗料 2回塗り
費用 :2500円
配置や構造を作りながら考え、空き時間でボツボツ製作したので、3ヶ月ほどかかりましたが、結構気に入ってます。
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引き出しの奥で、放置されていたスプーンのお土産 |
色々デザインされている |
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完成品 |
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お土産スプーン一覧
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ヨーロッパ |
ロシヤ |
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アラスカ |
カナダ |
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アメリカ |
ハワイ・ メキシコ |
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シンガポール |
インドネシヤ・ フィリピン・ インド・ タイ |
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ドバイ(中近東) |
オーストラリア |
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製作状況 |
扉の上部を入れる溝加工 |
ルーターで溝加工する筆者 |
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材料加工完了 |
世界地図を敷き、レイアウトを検討 |
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地図をベニヤ板に貼り、糸鋸で切り抜いていく |
アメリカ大陸 切り抜き完了 |
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色を塗ったベニヤ板に張り付けていく |
マホガニー色の水性塗料を塗る |
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ガラスを所定のサイズに切ったけど失敗して凸凹に |
ガラスの凸凹部分を、フレーム枠の溝に入れて隠す |
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扉の下部に8φの「木ダポ」を埋め込み、ポッチを作る |
枠の下部に、扉のポッチが入る9mmの穴を開ける。 |
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扉を取りつけるには、扉の上部を枠の溝に入れて持ち上げ、
扉を嵌め込み、下に降ろしてポッチを穴に入れて固定。 |
吊り下げバーは、スプーンが重ならない様に28mm間隔で
穴溝をつくる。 |
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吊り下げバーは固定せず、端を枠にのせて「ツマヨージ」で
固定する。「ツマヨージ」を抜くと取り外しができる。 |
枠と吊り下げバーの完成 |
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バックに世界地図のベニヤ板をはめる |
スプーンを地域毎にグループ化して配置 |
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バックのベニヤ板は、額縁の裏板の固定方法を採用。
裏返しにすれば無地となり、リバーシブルで使える。 |
扉を取り付けて完成。追加するスプーンが出てきたら、
ガラス扉を外してスプーンを追加する。 |
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